ASIA TENGEI | 上級印刀シリーズ
刃角10度、
極細の線を、ためらわずに。10度 鏡面 3mm
刃先を10度まで薄く研ぎ出し、鏡面に磨き上げた白鋼の印刀。
極細の線や細部の仕上げのための、切れ味を最優先した一本です。
CRAFTSMANSHIP三つの仕立て
02
鏡面仕上げ
刃の面を鏡のように磨き込み、石当たりを軽くしています。細い線を彫るときの引っかかりが少なく、線の縁がすっきり出ます。
03
牛革巻きの柄
柄には牛革を巻いています。手になじみやすく、細かい作業でも指先が滑りにくい仕立てです。
USE10度が得意なこと・注意したいこと
朱文の細線、文字の端のわずかな修正、印面の細部の仕上げなど、「少しだけ、正確に」彫りたい場面に向いています。一方で刃先がとても薄いため、硬い石を力で押し切る、石をこじる、大きな面を一気に彫り下げるといった使い方には向きません。荒彫りは 丸軸 鏡面 5mm や 角型 両刃 15度 白鋼 5mm で進め、仕上げにこの刀を使う、という組み合わせがおすすめです。
SPECIFICATION製品仕様
| 刃幅 | 3mm |
|---|---|
| 刃の形 | 平刃(両刃)・刃角10度 |
| 刃材 | 白鋼 |
| 仕上げ | 鏡面仕上げ(手研ぎ) |
| 柄 | 牛革巻き |
| 主な用途 | 朱文の極細線、細部の仕上げ・修正 |
| 向いている石 | 青田石・寿山石・巴林石など、彫りやすい石 |
COMPARISON刃角の違いと使い分け
| 10度 鏡面 3mm(本品) | 丸軸 鏡面 3mm | 角型 両刃 白鋼 3mm | |
|---|---|---|---|
| 刃先 | いちばん鋭い。極細線向き | 小角度。細字全般に | 標準。基本の練習に |
| 刃先の強さ | 繊細。こじる動きは避ける | 細字向けの強さ | 扱いやすい |
| 向いている作業 | 仕上げ・修正・極細線 | 細字・朱文の細線 | 細字の基本 |
| 当店の商品 | 10度 鏡面 3mm | 丸軸 鏡面 3mm | 角型 両刃 白鋼 3mm |
CAREお手入れ
刃先が薄いので、使ったあとは刃先に触れないようにティッシュなどで軽く拭き取り、湿気の少ない涼しい場所に保管してください。他の道具とぶつかると刃先が欠けやすいため、印刀ケース(1本用)などで一本ずつ分けて収納するのがおすすめです。研ぎ直すときは、10度の角度を崩さないよう砥石に軽く当ててください。
TOOLS一緒にそろえたい道具
- ニードル刀:印面に下書きの線を細く刻んでおくと、彫っている途中で墨が消えても線が残ります。
- 削り刀:白文の底や余白をならして、仕上がりを整えます。
- 印刀ケース(1本用):刃先が他の道具に当たらないよう、一本ずつ収めて保管できます。
- 練習用の印材:新しい刀の切れ味や角度に慣れるには、まず彫りやすい石で数顆試すのがおすすめです。
刃幅や素材で迷ったら、篆刻刀(印刀)のおすすめと印刀の選び方(刃幅ガイド)もあわせてご覧ください。
※職人が一本ずつ手で仕上げているため、形状に個体差があります。