篆刻印材 青田石|新鉱・葡萄凍・紫檀
青田石|新鉱・葡萄凍・紫檀
刀が素直に入り、滞らない。
篆刻をはじめる人が、最初に選ぶ石です。
青田石(せいでんせき)は、浙江省青田県で採れる篆刻印材です。500年前に石の印材が広まったとき、その中心にあったのが青田石でした。いまも篆刻の基準となる石で、当店では日々の練習に使う新鉱から、模様を楽しむ葡萄凍・紫檀凍まで25点を取り揃えています。
石質早見表
| 外観と紋理 | 青白・淡緑を基調に、品種により紫褐や凍点の変化が加わります |
|---|---|
| 石質と硬度 | 結構が緊密で緩くなく、軟硬がちょうど中間。安定した石質です |
| 彫り心地 | 滑らず、刺さらず。刀が滞らないため線が素直に伸びます |
| 位置づけ | 篆刻印材の基準。迷ったらこの石から始めて問題ありません |
品種でえらぶ
| 新鉱(しんこう) 青白系・均質 |
最も扱いやすい標準品。刀感が爽利で受刃しやすく、老坑や高級凍石より練習向き。数を彫って上達したい方に |
|---|---|
| 葡萄凍(ぶどうとう) 深紫〜暗紅・紫褐に青白の凍点 |
浙江省青田県の季山・周村一帯産。丸い半透明の凍点がぶどうの房のように散る品種。微晶半透明で細膩温潤、石性が純均で刀感は爽利。作品用・鑑賞用に |
| 紫檀凍(したんとう) 浅赭〜紅棕〜深紫檀色 |
天然の鉄分による色。紫と白の縞や木目状の凍路が出ることがあります。白系の青田石より密度がやや高く彫り応えがあり、切れ味が鋭い。漢白文や古典的な書風に |