天賜の石。「天然 巴林石(ぱりんせき)」
紅山文化から続く6000年の歴史
巴林石(ぱりんせき)の採掘の歴史は、今から約6000年前の「紅山文化」の時代にまで遡ります。遼代から明、清の時代を経て、かつて輝かしい栄華を極めた中国を代表する歴史ある名石です。
清朝・霊悦寺に祀られる神秘の石仏
かつて清朝の摂政王ドルゴンの領地であったカラチン旗錦山の霊悦寺には、一尊の石仏(高さ14cm、幅7cm、厚さ4.5cm)が供奉されています。この石質は巴林石の粘性料に属し、美しいローズ色を帯びています。
この石仏は他とは異なり、頭に仏光をまとい、ふくよかで優雅な顔立ちをしています。髪覆いをつけ、2本の三つ編みを垂らし、細い袖の長衣を身にまとうなど、流れるような衣の線が特徴です。手には蕾の蓮華を持ち、蓮台に結跏趺坐するその姿は、高貴な公主(お姫様)を仏の姿に彫り上げたものと言えます。彫刻の手法から、唐や宋の時代に彫られた貴重な歴史的遺産と推測されています。
チンギス・ハンが絶賛した「天賜の石」
歴史的文献の記録によると、チンギス・ハンがモンゴルの各部族を統一した際の祝賀の宴で、部下が巴林石の碗を献上しました。大ハーンはその器に美酒を満たし、何度も杯を挙げてこう絶賛したと伝えられています。
「テンゲリ・チョル!」(天賜の石)
大自然が何億年もの歳月をかけて生み出した巴林石は、まさに天から授かった至高の贈り物として、古くから王侯貴族に愛されてきました。
📏 巴林石(ぱりんせき)製品仕様
- 石種 天然 巴林石(中国四大名石)
- 特徴 温潤な石質・豊かな色彩・優れた彫り心地
- 歴史背景 紅山文化〜清朝(チンギス・ハンゆかりの石)
- 推奨用途 篆刻(落款印)、書画用、コレクション、贈答品
※天然石のため、一つ一つの模様や色彩が異なります。大自然が描いた一点物の美しさをお楽しみください。