朱磦色の、はじめの一顆。「雲峰朱磦」。
耘萍印泥の基礎品種のひとつ。
橙紅の朱磦色を、日々の練習で気軽に使えるグレードに。
一段上の「石泉朱磦」へ進む前の一顆です。
🎁 陶器容器 & 専用ヘラ付き
一つひとつ絵柄が異なる手描きの陶器容器。
どの柄が届くかは、お楽しみにお待ちください。
この印泥の特徴
朱磦系の入門グレード
耘萍石泉の朱磦系印泥は、雲峰朱磦・黄磦を基礎として、その進階版に石泉朱磦が位置づけられています。本品はその基礎にあたる一品で、これから朱磦色を使ってみたい方、日常の練習用に朱磦を一顆持っておきたい方に向いています。
橙紅の印色、沈着に向かう色調
朱磦系ならではの橙紅の発色です。印蜕が乾くにつれて色調が落ち着いていき、伝統的な印泥色彩体系でいう「濃厚」「沈着」の方向へ寄っていきます。
石泉朱磦との違い
上位の「石泉朱磦」と比べると、紙面に現れる厚度感はやや軽く、附着力・遮蓋力も控えめです。そのぶん扱いに気を張る必要がなく、練習や試し押しの回数を重ねる用途に向いています。作品提出など仕上がりを追い込む場面では、石泉朱磦以上の品種をおすすめします。
連史紙との相性
朱磦系に共通して、連史紙のような薄手で表面の整った紙との相性が良好です。習作の留底、印稿の修正確認、原拓散頁の練習などにお使いいただけます。
スペック早見表
| シリーズ | 耘萍石泉系列 |
|---|---|
| 厚み | やや軽め |
| 被覆力 | やや控えめ |
| 湿度 | やや乾き気味 |
| 用途 | 篆刻・書道・練習用・原拓 |
製品仕様
| 品名 | 石泉印泥 雲峰朱磦 |
|---|---|
| シリーズ/格 | 耘萍石泉系列/基礎品種(朱磦色) |
| 監製 | 李耘萍(上海耘萍工藝品有限公司) |
| 内容量 | 5種 |
| 容器 | 青花磁器(陶器製) |
| 付属品 | 化粧箱、専用ヘラ |
| 用途 | 篆刻・書道の日常練習、習作の留底、原拓散頁、印稿の確認 |
※本品は朱磦系の基礎品種です。厚み・附着力・遮蓋力をより求める場合は「石泉印泥 朱磦」を、さらに折光(艶)を求める場合は「漂浄 朱磦」「貢品」をご検討ください。
あわせてご覧ください
- 印泥の一覧|全ラインナップの比較と選び方
- 石泉 朱磦|本品の進階版。厚み・附着力・遮蓋力が上
- 黄磦(黄口・練習用)|同じ基礎品種。より鮮やかな橙紅
- 印泥コラム|使い方・保管・選び方の読み物
上手な使い方
1. 使用前に、必ず練る
新品の印泥は表面が平らにならされた状態で届きます。付属のヘラで容器の底からすくい上げるようにして、中央がこんもりと盛り上がる団子状になるまで練り込んでください。押しつぶすのではなく、下から返すように混ぜるのがこつです。
2. 印面への付け方
印を印泥に押しつけないでください。印面を印泥の表面に垂直に、軽く、10〜20回ほど当てるようにして少しずつ移します。つけ過ぎると線が潰れ、少なすぎると映りません。
※大きな印材の場合は、印面を上にして置き、印泥容器を逆さにして上から叩くようにすると綺麗につきます。
3. お手入れと保管
- 使用後は必ず蓋を閉め、油分の揮発を防いでください
- 使わない期間でも、月に一度はヘラで練り返してください。朱砂と油分の分離を防げます
- 25度前後の常温、直射日光の当たらない場所で保管してください
適切に扱えば、印泥は10年以上お使いいただける道具です。