篆刻道具 耐水ペーパー
耐水ペーパーは、印材の印面を平らに整えたり、彫り終えた印の表面を仕上げたりするための研磨紙です。水をつけて使うため目詰まりしにくく、篆刻の下準備には欠かせない道具です。アジア篆芸では、ドイツ製マタドールとイーグルの正規品を、番手・枚数別に53点お選びいただけます。
何のために使うのか
購入したばかりの印材は、印面が完全な平面になっていないことがあります。この状態のまま彫ると、押したときに紙に均一に朱が乗りません。耐水ペーパーで印面を研磨し、平らに整えてから彫り始めるのが基本の手順です。
また、一度彫った印を彫り直したいとき、印面を削り落とすためにも使います。石の印材が繰り返し使える最大の理由は、この耐水ペーパーで何度でも面を作り直せることにあります。
番手の選び方
番手(数字)は目の粗さを表します。数字が小さいほど粗く、大きいほど目が細かくなります。粗いものから細かいものへと順に使うのが基本です。
| 番手 | 粗さ | 主な用途 |
|---|---|---|
| #60〜#150 | 粗い | 印面の大きな凹凸を削る、最初の一枚 |
| #240〜#400 | 中程度 | 粗削りのあとの中間仕上げ |
| #600〜#1000 | 細かい | 印面の最終仕上げ、彫った印の側面仕上げ |
| #1500〜#2000 | 非常に細かい | 艶出し、プラモデルのクリアパーツ研磨など |
篆刻以外の使い道
耐水ペーパーはプラモデルの表面処理(スジボリ後のバリ取り、パーティングラインの消去、クリアパーツの艶出しなど)にも広くお使いいただけます。当店の印刀には0.2mm幅のタングステン鋼刀があり、プラモデルのスジボリ用としてもお使いいただいています。研磨と彫刻、両方の道具を篆刻専門店ならではの視点でご案内しています。